ナイーブな内ゲバ。

山田かまち「17歳のポケット」1977

17歳のポケット (集英社文庫)

17歳のポケット (集英社文庫)

山田かまちは、群馬の高崎市で生まれ育ち、高校1年の夏にエレキギター練習中に感電死した。
幼少時からの絵や作文、詩が大量に残されている。

テストを受ける時は山田かまちだと思うより、
テストを受け完全な答えを出して点をとるためだけに存在するコンピュータロボットだと思ってやれ!
自分はテストをやるためだけに存在する、 機械だと思うんだ!

それは、あまりにもナイーブ過ぎる少年の、個人的な内部ゲバルトである。